La Grammaire Active du Français

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Les langues régionales en France

フランスの地方言語

Quelles langues parle-t-on en France à part le français ?

フランスではフランス語のほかにどんな言語が話されているのでしょうか。

Il y a des régions on parle aussi le basque, le breton, le catalan ou le corse.

バスク語,ブルトン語,カタロニア語,コルシカ語が話されている地方があります。

Certains élèves choisissent une de ces langues comme épreuve du baccalauréat.

バカロレアの試験でこれらの言語のひとつを選択する生徒もいます。

発音と綴り字

綴り字 e の読み方

ソーマ

さあ,発音と綴り字のコーナーです。綴り字 e の読み方の続きです。

Comment

e の読み方,まずはアクサン記号のついている e (é, è, ê)とついていない e に分けて考えるのでしたね。今回はアクサン記号のついてない e の読み方です。

Point

アクサン記号のついてない e の読み方は,e が単語のどの位置にあるかによって適用されるルールが異なります。

1) 語頭・語中の e

Check

a)e + 2つ以上の子音字 →[エ]

quelle
どの
certain
ある
lecture
読書
herbe

例外:e + 子音字 + I( r )の e は発音しない。

secrétaire
秘書

では,綴り字をよく見てジャン・フランソワの後について発音してみましょう。

quelle certain lecture herbe
Check

b)e + 1つの子音字 → 発音しない

breton
ブルトン語
cerise
サクランボ
melon
メロン
premier
最初の

例外: ex の e は[エ]と発音する

exercice
練習(問題)
exemple

では,綴り字をよく見てジャン・フランソワの後について発音してみましょう。

breton cerise melon premier

2)語末の e

Check

a)単語の終りにある e → 発音しない

étrangère
外国の
apprendre
学ぶ
langue
言語
culture
文化

では,綴り字をよく見てジャン・フランソワの後について発音してみましょう。

étrangère apprendre langue culture
Check

b)e + 少なくとも1つの子音字 →[エ]

des
(不定冠詞複数)
ces
これらの
poulet
チキン
cuisinier
料理人

例外:-es の e は発音しないことが多い。

êtes
(être の活用形)
Londres
ロンドン

では,綴り字をよく見てジャン・フランソワの後について発音してみましょう。

des ces poulet cuisinier
Comment

「語頭・語中の e 」は,子音字が2つ以上でないと [エ] と発音しないけれど,「語末の e 」は,子音字が1つでも [エ] と発音するんだね。

文法

ソーマ

それでは,文法の勉強を始めましょう。
さあ,Leçon 5メニューを見てください.

Leçon 5のメニュー

Comment

こういってはなんだけど,今回はとびきり重要な文法項目はないんだ。

それに,それほどむずかしくないよ。しっかりマスターしてね。

Check

今からみなさんがマスターしようとしているのは 1. IR 規則動詞の直説法現在です。

Comment

Leçon 2でER 規則動詞(第一群規則動詞)というのをやりましたね。

こんどはもう一つの規則動詞,IR 規則動詞(第二群規則動詞)の活用の仕方を覚えましょう。

1. IR 規則動詞の直説法現在

Certains élèves choisissent une de ces langues comme épreuve ...

ソーマ

choisissent は規則動詞 choisir の活用形だよ。規則動詞は活用形の作り方を覚えるんだよね。

Leçon 2 で ER 規則動詞(第一群規則動詞)というのをやりましたね。こんどはもう一つの規則動詞,IR 規則動詞(第二群規則動詞)の活用の仕方を覚えましょう。

不定詞(動詞の原形)が -ir という語尾で終わる動詞は,例外もありますがたいていは次のようにして活用形を作ることができます。

まず,不定詞の語尾の ir をとります。そして次のような活用語尾をそれぞれにつけます。

Check

IR 規則動詞の活用語尾

je(j’) -is tu -is il (elle) -it
nous -issons vous -issez ils (elles) -issent
Comment

複数人称の活用語尾はずいぶん長いね!不定詞の語尾の ir をとって,この活用語尾をつけるということは,単語がとても長くなるんだね。

それでは,ここでひとつずつ発音をして, finir「... を終える」を活用させてみましょう。

Check

IR 規則動詞finirの直説法現在

je finis tu finis il (elle) finit
nous finissons vous finissez ils (elles) finissent
Comment

IR 規則動詞においては,単数形の活用語尾が -s, -s, -t となっている点が,ER 規則動詞( -e, -es, -e )と異なっていますね。でも,複数の活用語尾は,結局 -ons, -ez, -ent となっていますから,他の大部分の動詞と同じですね。

Check

フランス語の不定詞の語尾

フランス語の不定詞の語尾は4種類しかありません。

動詞不定詞の語尾:-er-ir-oir-re

不定詞の90%以上は -er という語尾で終わります。ですから IR 規則動詞の数はそんなに多くありません。

IR 規則動詞の活用形の作り方,もう十分にわかりましたか?ここで,ER 規則動詞と混同しないように,2つの規則動詞の活用語尾の違いをもう一度確認しておきましょう。

Check

ER 規則動詞の活用語尾

je(j’) -e tu -es il(elle) -e
nous -ons vous -ez ils(elles) -ent
Check

IR 規則動詞の活用語尾

je(j’) -is tu -is il(elle) -it
nous -issons vous -issez ils(elles) -issent
Point

ER 規則動詞の単数人称の活用語尾は, -e, -es, -e です。それに対して, IR 規則動詞の単数人称の活用語尾は,-s, -s, -t です。でも,複数人称の活用語尾 -ons, -ez, -ent は,共通しています。

先生,質問!

不定詞の語尾が - ir なら,すべて finir と同じように活用するのですか?

Comment

残念ながらそうではありません。不定詞の語尾が -ir でも,finir のように活用しない動詞はたくさんあります。詳しくは動詞の活用表で確認してもらうことにして,ここではよく使われる2つの動詞を見ておきましょう。

partir 出発する

je pars tu pars il(elle) part
nous partons vous partez ils(elles) partent

ouvrir 開ける

j' ouvre tu ouvres il(elle) ouvre
nous ouvrons vous ouvrez ils(elles) ouvrent
Comment

ouvrir の活用形は,まるで ER 規則動詞の活用形みたいですね。

2. 関係代名詞 (1)

ソーマ

再び,Leçon 5メニューを見てください.

Leçon 5のメニュー

Check

今からみなさんがマスターしようとしているのは 2.関係代名詞 (1)です。

Comment

関係代名詞って,英語とかフランス語にはあるけれど,日本語にはないよね。

だから,英語の関係代名詞を勉強したとき,ちょっと苦労したんだね。

Il y a des régions on parle aussi le basque, le breton, le catalan ou le corse.

ソーマ

où は関係代名詞です。関係代名詞は英語にもあるけれど,日本語にはないよね。なぜかな?

英語の関係代名詞と似ているところ

フランス語の関係代名詞は,英語のそれと似ているところもありますが,違っているところもあります。

まず,似ているところから見てみましょう。

Je te présente mon oncle, il est joueur de tennis.
私はきみに私の叔父を紹介します,彼はテニスの選手です。

Je te présente mon oncle qui est joueur de tennis.
私はきみにテニスの選手をしている私の叔父を紹介します。

Comment

このように関係代名詞は同じ人を指している表現(mon oncle と 代名詞il)を媒介にして,2つの文を関係づける働きをしているんだね。

英語の関係代名詞と違っているところ

では,今度は違っているところを見てみましょう。次の例文では, qui と que が関係代名詞で,mon oncle (私のおじさん)と l'ordinateur(コンピュータ)がそれぞれの先行詞です。では,関係代名詞の qui と que はどのように使い分けるのでしょうか?

Check

フランス語と英語の関係代名詞の相違点

Je te présente mon oncle qui est joueur de tennis.
私はきみにテニスの選手をしている私の叔父を紹介します。

Je te montre l'ordinateur que j'ai acheté hier.
私はきみに私が昨日買ったコンピュータを見せてあげます。

Comment

英語だと,先行詞が人であるか人以外であるかによって関係代名詞を使い分けることがあったよね。でもフランス語では,そうではないみたい。では,どのようにして使い分けるのだろうね?

1)qui とque の使い分け

Point

先行詞が関係節内の主語の働きをしているときには qui を,直接目的語か補語(属詞)の働きをしているときには que を使います。

Check

qui と que の使い分け(その1)

先行詞が関係節の主語 qui
先行詞が関係節の直接目的語・補語(属詞) que
先行詞
Je te présente mon oncle qui est joueur de tennis.

(← Je te présente mon oncle, il est joueur de tennis.)

私はきみにテニスの選手をしている私の叔父を紹介します。

先行詞
Je te présente mon oncle que j’aime beaucoup.

(← Je te présente mon oncle, j’aime beaucoup mon oncle.)

私はきみに私が大好きな私の叔父を紹介します。

Check

qui と que の使い分け(その2)

関係代名詞 qui と que の使い分けには,先行詞が人を表す単語であるか,人以外を表す単語であるかは無関係です。

先行詞
Je te présente mon oncle qui est joueur de tennis.

私はきみにテニスの選手をしている私の叔父を紹介します。

先行詞
Je prends le train qui part à 19 heures.

私は19 時発の電車に乗ります。

Comment

上の例では,先行詞が人(mon oncle)でも物(le train)でも,同じ関係代名詞の qui が使われているね。二つとも関係節の主語の働きをしているからだよ。

2)qui とque の用法:qui

では,順をおってもっとくわしく見てみましょう。先行詞が関係節内の主語の働きをしているときには qui を使うということですが,「先行詞が関係節内の主語の働きをしている」とはどういうことだろう?

先行詞 動詞 補語(属詞)
Je te présente mon oncle qui est joueur de tennis.

私はきみにテニスの選手をしている私の叔父を紹介します。

活用形におかれている動詞は,命令文を除いて,いつも主語といっしょに用いられます。上の文では,先行詞の mon oncle が動詞 est の主語の働きもしています。こういうときには,関係代名詞は qui を使うということですね。

関係代名詞 qui を使う場合

Comment

「関係節が動詞で始まっていたら,使う関係代名詞は qui 」と覚えておいてもあまり問題はないよ!

2)qui とque の用法:que

では,今度は que の用法を見てみましょう。先行詞が関係節内の直接目的語か補語(属詞)の働きをしているときには que を使うということですが,「先行詞が関係節内の直接目的語か補語(属詞)の働きをしている」とはどういうことだろう?

先行詞 主語 動詞
Je te présente mon oncle que j’aime beaucoup.

私はきみに私が大好きな私の叔父を紹介します。

他動詞には,直接目的語が必要です。ところが,上の文には aimer の直接目的語がみあたりません。先行詞の mon oncle が直接目的語の働きもしているのです。こういうときには,関係代名詞は que を使います。

関係代名詞 que を使う場合(1)

Comment

結局,qui と que の使い分けは関係節内に何が欠けているかを見ればいいわけだね。主語が欠けていれば qui を,直接目的語が欠けていれば que を使うということだね。簡単だろう?

今度も que を使う場合ですが,先行詞は補語(属詞)の働きをしています。

先行詞 動詞 主語
Je voyage à travers ce grand continent qu’ est l’Europe.

私はヨーロッパというこの大きな大陸の横断旅行をしています。

関係代名詞 que を使う場合(2)

Comment

関係節内には何が欠けてるかな?主語(l’Europe)と動詞(est)はあるけれど,これでは文として不完全だね。

そうだね,補語(属詞)が足りないね。このような場合も,関係代名詞は que を使います。

3)où の用法

Point

では,今度は où の用法を見てみましょう。où はフランス語の文法では 関係代名詞に分類されていますが,英語の関係副詞の where / when と同じ働きをします。

Check

où の用法

Voilà l'appartement nous vivons ensemble.
これが,私たちが一緒に生活するアパルトマンです。

C'est l'heure les enfants doivent dormir.
子供たちは寝なければならない時間です。

Comment

先行詞は最初の文では場所の表現(l'appartement),次の文では時の表現(l'heure)です。ということで,先行詞が場所の表現でも時の表現でも,関係代名詞は où。間違わないようにね!

先生,質問!

quand は関係代名詞として用いられないのですか?

Comment

quand は関係代名詞として用いられません。où の用法を,英語の関係副詞の用法と比較してまとめると次のようになります。

先行詞 フランス語の関係代名詞 英語の関係副詞
時の表現 when
場所の表現 where

qui も que も疑問詞ですよね?

Comment

そのとおりです。qui「だれ(who, whom)」と que「何(what)」 は疑問代名詞で où「どこ(where)」は疑問副詞です。それぞれ,Leçon 10 と Leçon 4 で取り上げています。

que は疑問詞としてだけではなく,節を導く接続詞(英語の that)として,比較級の文で比較の対象を示す(英語の than)場合にも使われています。

4)où と qui ・ que の使い分け

次の2つの例文を見てください。先行詞は場所をあらわす表現(l'appartement)です。

でも,最初の例文では que が,2番目の例文では où が使われています。

Voilà l'appartement que nous allons louer ensemble.
これが私たちがこれから一緒に借りるパルトマンです。

Voilà l'appartement nous allons vivre ensemble.
これが私たちがこれから一緒に生活するアパルトマンです。

もう一度さきほどの例文をよく見てください。どこか違いますね。

ヒント × Nous allons louer ? ensemble.
Nous allons vivre ensemble.
Comment

そうなんだ!問題は関係節だね。上の文は,動詞が他動詞(louer「借りる」)なので,直接目的語がないと不完全な文。それに対して,下の文は,動詞が自動詞(vivre「生活する」)なので,関係節だけでも成り立つ完全な文だね。

関係代名詞 まとめ

qui ,que と où の使い分けをまとめてみましょう。

まずは,関係節が完全な場合と不完全な場合に分けて考えるのがミソです。

Check

関係節が不完全な文の場合

先行詞が関係節の主語 → qui

先行詞が関係節の直接目的語・補語(属詞) → que

Check

関係節が完全な文の場合

先行詞が場所か時の表現 →

Comment

上のルールはおおよそ次のように言い換えてもいいね。

 1)関係節の主語が欠けていたら → qui

 2)関係節の直接目的語・補語(属詞)が欠けていたら → que

 3)なにも欠けていないなら → où

先生,質問!

先行詞になるのは名詞だけですか?

Comment

説明で取り上げた例文の先行詞は全部名詞でしたが,実際には代名詞や副詞も先行詞になります。

 Ce qui est important, c'est d'aimer et non d'être aimé.
 大切なのは,愛することであり,愛されることではない。

 J'irai partout où tu iras.
 君の行くところはどこでも行くよ。

Comment

 Ce qui n'est pas clair n'est pas français.
 「明晰でないものはフランス語ではない」

という有名な文もあります。

3. 指示形容詞

ソーマ

再び,Leçon 5メニューを見てください.

Leçon 5のメニュー

Check

今からみなさんがマスターしようとしているのは 3. 指示形容詞です。

Comment

今度は日本語の「この,あの,その」,英語の「this,that,its」にあたる指示形容詞だよ。

Certains élèves choisissent une de ces langues comme épreuve du baccalauréat.

ソーマ

ces は英語の these と同じ働きをしているよ。
でも,まったく同じというわけではないんだ。

「この ... ,その ... ,あの ...」と言いたいときには次のような指示形容詞を用います。

後ろにくる名詞の性・数によって形が変わります。

Check

指示形容詞

ce(cet)+男性単数名詞 ce cinéma
cette+女性単数名詞 cette maison
ces+男性(女性)複数名詞 ces cinémas
ces maisons

母音字または無音の h で始まる男性単数名詞の前では,cet を使います。

  cet appartement   cet hôtel

Comment

フランス語の指示形容詞には,「この ... ,その ... ,あの ...」の区別をする働きはないんだね。ce(cet)と cette は英語の this,that,its に,ces は these,those に相当するんだね。

いつどの形を使うか,まとめてみましょう。

Check

指示形容詞の用法

1)後ろに男性単数名詞がくるときは,ce を使います。

2)後ろに男性単数で,母音字または無音の h で始まる単語がくるときには,特に cet を使い,ce は使えません。

3)後ろに女性単数名詞がくるときは,cette を使います。

4)後ろに男性(女性)複数名詞がくるときは,ces を使います。

Comment

母音字または無音の h で始まる単語でも,男性単数でなければ cet を用いないことに注意!次の単語は,女性単数です。

cette université
この大学

cette histoire
この話

3. 指示形容詞

Check

「この ... ,その ... ,あの ...」の区別

日本語では,「この」,「その」,「あの」を必ず区別してあらわします。

ところが,フランス語では特に必要がないかぎりは,すべて同じ形であらわします。つまり,例えば「この家」,「その家」,「あの家」すべてcette maison であらわします。

でも,特に区別をしたいときには,話し手の近くにあるものは -ci を,話し手から離れているものには -là をつけます。

 cette maison-ci; cette maison-là

Check

ce の代名詞としての用法

ce は代名詞として用いられる場合もあります。その場合は,c'est… とか ce sont… のパターンで用いられて,「これ(それ,あれ)は…です」などの意味を表します。詳しくは,Leçon 4を見てね。

C'est une maison. これ(それ,あれ)は家です。
Ce sont des maisons. これら(それら,あれら)は家です。

文法 / 自律学習コーナー

1.IR 規則動詞の直説法現在(つづき)

ソーマ

ここからは自律学習のコーナーです。
再び,Leçon 5メニューを見てください.

Leçon 5のメニュー

Check

今からみなさんがマスターしようとしているのは1. IR 規則動詞の直説法現在(つづき)です。

2. 関係代名詞(1)(つづき)

ソーマ

再び,Leçon 5メニューを見てください.

Leçon 5のメニュー

Check

今からみなさんがマスターしようとしているのは 2. 関係代名詞(1)(つづき)です。

3.指示形容詞(つづき)

ソーマ

再び,Leçon 5メニューを見てください.

Leçon 5のメニュー

Exercice

devant...
~の前に
derrière...
~の裏に
en face de...
~の向かいに
près de ...
~の近くに
à côté de...
~の隣に
à droite de...
~の右に
à gauche de...
~の左に
un bureau de poste
郵便局
un hôpital
病院
un restaurant
レストラン
un jardin
庭・公園
une banque
銀行
une gare
une église
教会
des toilettes
トイレ

4. 疑問形容詞

ソーマ

再び,Leçon 5メニューを見てください.

Leçon 5のメニュー

Check

今からみなさんがマスターしようとしているのは 4. 疑問形容詞です。

Comment

疑問形容詞は,簡単だから,気楽にやればいいよ。

Quelles langues parle-t-on en France à part le français ?

ソーマ

quelles は英語の what と同じ働きをしているよ。でも what とは違うところもあるよ。

Check

疑問形容詞の用法

1)名詞を修飾する用法:名詞の前で用いる

 Quel âge a-t-elle ?
 訳:彼女は何歳ですか?

2)補語(属詞)としての用法:動詞(être)の前で用いる

 Quel est votre nom ?
 訳:あなたは何という名前ですか?
 What is your name ?

Comment

フランス語の疑問形容詞の用法は,英語の what の用法によく似ているね。でも,英語の what と異なっている点もあるよ。さあ,どこが違っているのかな?

Point

英語の what と異なっている点は,quel は後ろにくる名詞の性と数によって形が変化するところです。

それではその変化を見てください。

Check

疑問形容詞の4つの形

quel   +男性単数名詞
quelle   +女性単数名詞
quels   +男性複数名詞
quelles   +女性複数名詞
Comment

名前のとおり,疑問形容詞は形容詞です。フランス語の形容詞は,名詞の性と数に一致して変化するということだったね。

Check

疑問形容詞の発音

発音はすべて同じで,[ ケル ] です。

用法

今度は疑問形容詞の2つの用法を詳しく見てみましょう。

Check

1)名詞を修飾する用法:名詞の前で用いる

Quelle heure est-il ?
訳:いま何時ですか?

Quels films aimez-vous ?
訳:どんな映画がお好きですか?

Comment

最初の文では heure が女性単数名詞だから,quelle が,次の文では films が男性複数名詞だから,quels が用いられているんだよ。

Check

天候をたずねる

天候をたずねるときも quel を使います:

Quel temps fait-il ?

この疑問形容詞の quel は,英語の What is your name ? の what のように補語(属詞)としても用いられます。

この場合も quel を主語の性・数 に一致させるのを忘れないように!

Check

2)補語(属詞)としての用法:動詞(être)の前で用いる

Quel est votre nom ?
訳:あなたは何という名前ですか?

Quelle est votre nationalité ?
訳:あなたの国籍はどこですか?

Comment

最初の文では votre nom が主語で,nom が男性単数名詞だから,quel が用いられています。

次の文では votre nationalité が主語で,nationalité が女性単数名詞だから,quelle が用いられているんだよ。

先生,質問!

「属詞」ってなんですか?

Comment

英語の文法で補語(C)と呼んでいるもののことです。

Elle est française . 彼女はフランス人です。
C’est une pomme . これはりんごです。
Il est grand . 彼は背が高い。

それぞれの文の緑色になっている表現(française ,une pomme,grand )は属詞の働きをしています。平叙文で,être の活用形のすぐ後にある名詞(句),形容詞はたいてい属詞になっています。それに対して,être 以外の動詞の活用形のすぐ後にある名詞(句)はたいてい直接目的語です。

Elle aime les pommes . 彼女はりんごが好きです。
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