用法
ここからは,2) の「従属節を導く接続詞句や前置詞句が,目的,譲歩,条件などをあらわすとき」について見ていきます。まずは目的をあらわすときについてです。
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接続法をとる「目的」をあらわす主な表現 |
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pour que … 「〜するために」
afin que … 「〜するために」 |
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Il a parlé lentement pour qu'elle comprenne.
彼は彼女が理解できるようにゆっくりと話した。 |
主節と従属節の主語が同じなら,ふつうは不定詞構文を使うんだったね。
Nous, on mange pour vivre. Eux, ils vivent pour manger.
私たちは生きるために食べる。彼らは食べるために生きている。 |
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先生,質問!
pour que と afin que はどう違うのですか?
日常のフランス語では pour que を使うのですが,それに対して afin que は改まった表現で,主に書き言葉で使われるのです。
Son père lui a tout raconté afin qu'elle sache la vérité.
彼女の父親は,彼女が真実を知るようにと全てを話した。 |
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同じように,「afin de +不定詞」も改まった表現で,主に書き言葉で使われるんだよ。「pour +不定詞」を使うのが普通だよ。
Le gouvernement prend des mesures afin de contrôler les dépenses.
歳出を抑えるために政府は有効な手を打つ。 |
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次は,譲歩をあらわすときについてです。
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接続法をとる「譲歩」をあらわす主な表現 |
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bien que … |
「〜であるにもかかわらず」 |
quoique … |
「〜であるにもかかわらず」 |
malgré que … |
「〜であるにもかかわらず」 |
quoi que … |
「何を〜しようとも」 |
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Elle est partie à la montagne quoiqu'il fasse mauvais.
彼女は天気が悪いにもかかわらず山に出かけた。 |
malgré には,「malgré +名詞」の用法もあるよ。
Elle est sortie malgré la pluie.
(= Elle est sortie malgré qu'il pleuve.)
雨降りにもかかわらず,彼女は出かけた。 |
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