3. 近接未来 aller + 不定詞

先生,質問!

「aller + 不定詞」は,「〜しようとしている」という近接未来の意味と「〜しに行く」という2つの意味があるということですが,見かけだけでどちらの意味で使われているかわからないのですか?

わかる場合もあります。近接未来の「aller + 不定詞」は,「現在」と「半過去」(Leçon 14)の時制でしか使われません。ですから,他の時制(例えば,複合過去→Leçon13)で使われている「aller + 不定詞」は,「〜しに行く」という意味です。また,次のように習慣を表す文では,当然「〜しに行く」という意味ですね。

 

Il va dîner chez elle le dimanche.
日曜日は,いつも彼は彼女の家へ夕食を食べに行く。
D’habitude, je vais voir mon médecin, je lui demande un calmant.
いつも私は医者に診察をしてもらいに行き,鎮痛剤をもらいます。

 

それに対して,近接未来の「aller + 不定詞」は,bientôt, tout à l’heure, ce soir, demain などの表現とともに用いられることが多いですね。