発音と綴り字

「母音字 + n(m)」の鼻母音にならない場合

さあ,発音と綴り字のコーナーです。今回は,綴り字「 母音字 + n(m)」の鼻母音にならない場合 の読み方です。

綴り字は「母音字 + n または m」 なのだけれど,鼻母音にならない場合についてみてみましょう。次のような場合は鼻母音にはなりません。

「母音字 + n または m」が鼻母音にならない二つの場合
 

ルール 1)n,m が重なる場合は鼻母音にならない。
ルール 2)「母音字+ n,m +母音字」は鼻母音にならない。

それでは,まず「n, m が重なる場合は鼻母音にならない」というルール 1)について具体的にみてみましょう。次の例のように,母音字のあとに nn,mm,mn,が続く場合は鼻母音になりません。

 

Ils viennent, tennis, sommelier, automne
彼らは来る テニス ソムリエ

 

では,ジャン・フランソワの後について綴り字の読み方を実際に練習しましょう。

 

次に,「「母音字+ n, m +母音字」は鼻母音にならない」というルール 2)について具体的にみてみましょう。最初の例では in の後にさらに母音字の e が,二番目の例では初めの an の後にさらに a が,またその次の an の後に e が続いています。このような場合には鼻母音になりません。

 

piscine banane tomate pamplemousse
プール バナナ トマト グレープフルーツ

 

とにかく n とか m が母音字と母音字にはさまれたら,鼻母音にはならないということだよね。

 

では,ジャン・フランソワの後について綴り字の読み方を実際に練習しましょう。