名詞の格変化(1格と4格)
名詞が文中で示す役割を「格」といい,ドイツ語では1格(主格;「が」),2格(属格(所有格);「の」),3格(与格(間接目的格);「に」),4格(対格(直接目的格);「を」)の4つがあります.それぞれの格に応じて,名詞に付く冠詞が変化します.この課では1格と4格をまず覚えましょう.
定 冠 詞 |
男性 | 中性 | 女性 | |
1格 (が) | der Mann その男の人が |
das Kind その子どもが |
die Frau その女の人が |
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4格 (を) | den Mann その男の人を |
das Kind その子どもを |
die Frau その女の人を |
不 定 冠 詞 |
男性 | 中性 | 女性 | |
1格 (が) | ein Mann ある男の人が |
ein Kind ある子どもが |
eine Frau ある女の人が |
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4格 (を) | einen Mann ある男の人を |
ein Kind ある子どもを |
eine Frau ある女の人を |
この表を見てわかるように,1格と4格,つまり,主語と直接目的語の形が違うのは男性名詞だけです.
Der Mann heißt Thomas Müller. | あの男の人はトーマス・ミュラーといいます. |
Ich kenne den Mann. | 私はあの男の人を知っています. |
主語=1格
直接目的語=4格