4)受動的
4番目は「〜される」という受け身的な意味になる
「受動的」用法です。次の例文を見てください。 |
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Ça ne se dit plus. |
Comment ça s’écrit ? |
Un jean, ça se lave facilement. |
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それでは受動的用法を詳しく見てみましょう。

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代名動詞の受動的用法 |
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Ça ne se dit plus. |
訳:そのようにはもう言われません。 |
Comment ça s’écrit ? |
訳:それはどのように書くのですか? |
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dire は「言う」だけれど,se dire は「言われる」,
écrire は「書く」だけれど,s'écrire は「書かれる」
という意味になるんだね。
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代名動詞の受動的用法の特徴 |
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代名動詞のこの受動的用法には,次のような特徴があります。
1)主語は常に人以外の「もの」である。
Le français se parle en Belgique aussi. |
訳:フランス語はベルギーでも話されている。 |
2)一般的なことや主語の特性を述べている。
Un jean, ça se lave facilement. |
訳:ジーンズは,簡単に洗えます。(総称的意味) |
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英語にも再帰代名詞はあったけれど,こんな用法はなかったね。
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受動態とどこが違うの?

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代名動詞の受動的用法の特徴 |
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代名動詞の受動的用法は「être + 過去分詞」の受動態とはどこが違うのでしょうか。
代名動詞の受動的用法は一般的なことをあらわし,特定化されたことをあらわすことができません。したがって,次のようにすることはできません。
1)動作主(par + 名詞)をつける。
× Cette jupe, ça se lave par Jeanne. |
2)複合過去にする。
× Cette jupe, ça s'est lavé. |
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最後は今までの4つのどれにも分類されなかったものです。
5)本質的
次の例文を発音してみましょう。
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Elle se moque de moi. |
Tu te souviens de moi ? |
Je m'en doutais. |
On s'en va! |
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それでは本質的用法を詳しく見てみましょう。

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代名動詞の本質的用法 (a) |
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(a)代名動詞としてしか用いられないもの
Elle se moque de moi. |
訳:彼女は私をばかにしている。 |
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Tu te souviens de moi ? |
訳:私のことを覚えている? |
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代名動詞の本質的用法 (b) |
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(b)代名動詞としての意味が他動詞の意味から類推できないもの
Je m'en doutais. |
訳:そんなことだと思っていた。 |
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他動詞の douter は「疑う」という意味であるのに対して,代名動詞の se douter は「予期する」という意味
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代名動詞の本質的用法 (c) |
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(c)自動詞の代名動詞
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