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マーケットでの買い物

 ドイツも日本もいくつかの違いはありますが、一般的なマーケットはほとんど変わりありません。違いは、例えば野菜や果物コーナーでは、客が自分で袋詰めして秤に乗せ、プリントアウトされた値札シールを袋に貼ってレジに持って行くこと、また肉やチーズ、魚などの生鮮食料品は店の人が量り売りしてくれることです。またドイツには自然食品専門のスーパーマーケットもあり、有機農法でつくられた食料品だけが売られています。
 ドイツは環境先進国といわれるように、過剰な包装はしません。人々は買い物袋を常時持ち歩いています。環境に配慮する気持ちもさることながら、ドイツ人の倹約精神がそうさせているとも言えます。日本でも最近は郊外に大型店舗のマーケットができているように、ドイツも以前から郊外の大型スーパーがあり、日用品ばかりではなく、園芸店、資材店、工具店などが軒を並べています。