ドイツの軽食
ドイツの街中には、ハンバーガーショップもありますが、インビス(軽食の屋台)やパン屋で売られているさまざまな軽食が、伝統的に人気です。もっとも典型的な軽食は、Bratwurst(ブラートブルスト:小型のパン(Brötchen)にソーセージを挟んだもの)やDöner Kebab(ドナーケバブ:パンに野菜や屑肉を挟んだトルコ名産のサンドウィッチ)です。間食の大好きなドイツ人は、食事の時間帯だけではなく、午後の小腹が減ったときなど道端で老若男女問わずよく食べています。若い女性には、パン屋で売られている小型のピザや菓子パンも人気があります。またどこにでもあり、とても人気がある軽食は、カレー風味のソースがかかった焼きソーセージにフライドポテトが添えてあるカレーソーセージ(Currywurst)でしょう。カロリーが高いので、昔から肉体労働者が好んで食べていました。どの地方が発祥かも議論がなされるほど、ドイツ人に愛着を持たれています。特にベルリンにはカレーソーセージ博物館もあり、行列のできるお店もあるほどです。