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通勤・通学の様子

 ドイツは地方分権のため、大都市に企業が集中していません。加えてフレックスタイムを起用している会社が多く、また個人の裁量に任せて仕事をしているので、通勤ラッシュはほとんど見られません。日本の大都市で見られる電車の通勤ラッシュの映像を見ると、ドイツ人はとても驚きます。自動車通勤の人も多くいますが、毎朝数キロにわたって渋滞になるということはほとんどありません。
 通学は、様々な手段が取られています。徒歩、自転車、バス、電車、スクールバス、自家用車での送り迎えなどがあげられます。都市部から離れた小さな町から通う場合、近郊の小さな町を巡回しているスクールバスがあります。また親が自家用車で通勤している場合、近所の友達も一緒に学校まで送ります。