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- ドイツ人の週末の過ごし方
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ドイツは労働時間が少ない国のひとつです。公務員は金曜日の午後から休みとなり、一般的にも残業はほとんどありません。学生も完全に週休二日です。街の商店は、州によっては日曜の営業も禁止されています。
ドイツの生活は、オンとオフがはっきりしていて、週末は完全にオフです。そのため週末の過ごし方はドイツ人にとってとても重要です。学生であれば、金曜日や土曜日は夜を徹して踊ったり、パーティーをしたりと大騒ぎで、翌日は一日中のんびりしています。社会人であっても接待ゴルフのような仕事に関係するようなこともなく、プライベートな時間が持てます。家庭生活では、土曜日に夫婦が協力して家の掃除や洗濯など家事をすることが多いようです。スポーツをすることも多く、定期的な試合が組まれている場合はほとんど土曜日に行われます。週末は自分の趣味や家族と過ごすことにその時間を注ぐのが、ドイツ人の週末の過ごし方といえるでしょう。
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- ドイツの医療制度
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ドイツ人はどの家庭でもホームドクターを持っています。どんな病気でもまずはホームドクターの診察を受け、必要に応じて専門医や病院を紹介してもらいます。その際支払い証明書と紹介状が渡されます。支払い証明書とは、3ヵ月ごとの初診時に払う診察料(10ユーロ)の証明したものです。一度診察料を支払うと、3ヵ月間はどこの医療機関に行っても追加の支払いはありません
保険への加入は法律で義務付けられており、公的保険とプライベート保険があります。公務員、自営業者、高所得者はどちらの保健に加入するかを選択できますが、それ以外の人は公的保険に加入し約85%の国民が公的保険に加入しています。比較的収入の多い人が加入するプライベート保険の場合、まずは個人で診察料全額を支払い、その後保険会社に請求し、払い戻しを受けます。プライベート保険の患者の場合、院長に診察されたり、待ち時間が少なかったりという利点があります。