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ドイツの若者のアルバイト事情

 日本の若者同様にドイツの学生もアルバイトにとても関心がありますが、常時アルバイトをするより、夏休みなどの休暇を利用する学生が多いようです。通常は勉強が忙しく、アルバイトをする時間がないためです。もちろん生活費にあてたり買い物をしたり、特に旅行へ行くことにたいへん関心はありますが、一般的にドイツの学生はとても倹約で質素な生活を送っていて、贅沢品などに目を向けられません。
 アルバイト先は、飲食業が多く、バーやレストランの場合だと10ユーロ程度の時給以外にチップが入るので、良い稼ぎになるようです。メッセなど催し物でのアルバイトは時給も良く、短期で行えます。
またドイツの大学では、実習(Praktikum)が義務付けられているので、その期間は実習させてもらいながら、僅かですが手当てをもらっています。学生ではない若者は、職業訓練後すでに働いているか、少しの給料をもらいながら見習いをしているので、アルバイトはしません。