ドイツの教育制度
ドイツの教育制度は各州で決められています。州ごとに違いはありますが、概ね次のようになっています。義務教育は日本と同じ9年間。満6歳で8月に小学校に入学します。4年生までが小学校で、その終了時点でどの方向に進むかを決定しますが、5,6年生はそれが適しているかどうかを見極める期間です。その後、後に職業訓練を受けるハウプトシューレ、上級専門学校や全日制の職業訓練学校に進むレアールシューレ、大学進学を目指すギムナジウムの概ね三方向に分かれます。
一般的には、授業は午前中だけでしたが、最近では午後も行うことを求める運動が各地で活発になり、生徒と保護者、それに教員も一緒になって州に対して改善の要求をしています。