ドイツの移民事情
戦後ドイツは、戦争責任から多くの外国人を受入れ、復興の道や高度成長期を共に歩んだという歴史があります。とりわけトルコ人が多く、現在では多くの人がドイツ国籍を取得しています。ベルリンのクロイツベルク地区は、トルコ人が多く住み、トルコレストランはもちろん衣料品店やトルコ系の銀行もあります。トルコ料理の食材店が立ち並ぶ市場は、観光客にも人気があります。
移住者がドイツ社会で経済的、文化的に、日常生活の中で融合されることを促進するという「移住法」が、2005年に制定されました。ドイツ語の習得、法律・規律、文化・歴史を学ぶ講習会も実施されています。