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ドイツのビールとワイン

 ビールの一人当たりの年間消費量が世界第4位(2017年現在)という程、ドイツ人のビール好きは有名です。ドイツには、多くの地域に地ビールがあります。また中国の青島ビールも第一次世界大戦以前にドイツ人がつくったもので、ピルスナービールはチェコのピルゼンでドイツ人が生みだしたビールです。1516年にバイエルン国王が発令した「麦芽、ホップ、水、酵母以外は何も加えてはいけない」という「ビール純粋令」は、今でも守られています。
 ビールといえば、ミュンヘンのオクトーバーフェスト(Oktoberest)。ここでは、マース(Maß)と呼ばれる1リットルのジョッキでビールを愉しみます。
 また、ドイツワインは白ワインに定評があります。ドイツはブドウ栽培の北限にあたるので、川沿いの斜面になった丘陵地を利用し、川の反射熱で育てています。世界的に有名なのは、茶色いボトルのライン地方のもの、薄い緑色のボトルのモーゼル地方のもの、また、辛口で有名なフランケンワインは、巾着型のボトルです。