• ドイツのスポーツ事情
    ドイツはスポーツがとても盛んです。ドイツ人は体を動かすことが好きなのでしょう。 国民の約7割が、(不定期ではありますが)スポーツを行い、3割以上がいずれかのスポーツ連盟の会員になっています。 それはスポーツを手軽に楽しめるようなシステムが整っているからでしょう。 日本の場合、学校を卒業してしまうとスポーツから離れてしまう傾向があります。
    一方、ドイツでは部活動のような学校で行うスポーツはなく、地域にスポーツクラブがあり、そこで小さいころからスポーツを行い、大人になっても楽しめるようになっています。 スポーツクラブには、いくつもの種目が揃っているので好きな種目を選ぶことができます。 また指導システムや競技システムも整備されていますので、ライセンス指導者から正しい指導が受けられ、年代や実力に合わせて定期的な対外試合の経験を積むことができます。
  • ドイツの中のニッポン
    日本人が欧米の文化を異文化と感じるように、ヨーロッパの人が極東の国の文化に興味を持つことは言うまでもありません。 陶芸、漆工芸、生け花・盆栽、柔道、和太鼓など欧米に広まっている日本文化はたくさんあります。 特に日本食レストランは、ここ数年急激に増加し、大都市ばかりでなく中都市にも見られます。 以前からドイツ国内にあった中華レストランでは、お寿司や天ぷらが食べられるようにもなっています。
    また、最近では小さな町にもマンガ専門店を目にすることがあり、翻訳された日本のマンガが多くの若い人たちに読まれています。 日本のマンガの創造性やストーリー性、自由な描写などが評価されているのです。 以前からヨーロッパでは、マンガは「子どもが読むもの」と知らずに限定されていました。 そこに日本のマンガが登場し、瞬く間にドイツ人たちを魅了したのでしょう。